こんばんは。
1/7 に発表した
collection no8
"merry widow"
この衣で私のデザイナーとしての人生が大きく動いた予感がした。
今までcollectionを7p発表してきました。hitした"cream de violet" 袴パンツ "Czarine" バルーンパンツ どちらも作ってから店頭に並べて、すぐにその反応が大きいことに気がついた。ただ、普遍的な処から大きく飛び出た衣ではなく、モードの業界で言うと割とポピュラーなシルエットではある。
準備のため、"0"の衣を最高な品質で提供出来たとは思えている。
そこで挑戦したい気持ちが大きくなった。
新しいテキスタイルの開発
だれも試みなかった、素材を産むこと。
小さいブランドが、ましてや、始めて間もないブランドごときが挑戦できる課題ではない、
"ハイリスク"
ただ、私は夢を見るのではなく、叶えたい。
その一心で工場側に駆け寄らせてもらった。
断られるのも無理もない。
ただ全て責任を背負うからという
条件で生産に入っていただいた。
素材が上がってきて、最初
その見たことのない質感に驚きがあった。
見た瞬間にデザインが浮かんだ。
誰も試みたことのない物作り。
私には"挑戦"ではなく"好奇心"ただそれだけが頭と身体を包み込んだ。
衣となり
店頭に並び
視聴者の
反応を
目の当たりにし
実績となり…
成し遂げたことの大きさに
自分自身
とても驚きを憶えた。
衣をデザインする。
モード=先端
を作り出すということは
誰も見たことのない世界に
表現者本人が踏み出すコト
それを今の段階で知れた私は
今後 "モード" を提案し続ける事を
顔も知らない誰かに
誓うことになったような気持ちになった。
私は世界で、"自分"と孤独に闘い続ける事を改めて心に誓った。
end.