かれこれ古着に携わってから7年ほど経過しました。
最初は安いからと言って、手をつけたものの、その魅力にどんどんのめり込んで行って、今ではそれを商材にビジネスをするほどに。
たかが古着、されど古着
毎回、違うところに行き、違う種類の違う年代の服を見る。
綺麗な仕事ではないけど、ジャンクな感じ、それがしょうに合っている。
自分のブランドを始めたら、辞めるんたろう。
って考えていたけど、むしろ、古着からデザイン、パターンを落とし込んでいるからむしろ、今の方が古着をやる意味があります。
ふざけて「いつ辞めてもおかしくないですよ」ってお客さんに言うけど、たぶん、いや、絶対辞めないでしょうね。
7年前、フリーマーケットに出店したのがきっかけで古着を好きになりました。
倉庫買い付け行ったり、コレクター(ディーラー)から買ったり。
取り引き先はとても多いです。
7年やっても、ルートの確立はまだまだだと感じています。
始めてすぐに整うなんてあり得ない業界。長くやっている人ほど、良い物を持っています。
バイイングの時
大切にしていることは
「感覚と洗練」
知識がある上に、感覚的に。更に、良い物だけを。
妥協してバイイングしたことによって後悔することがあります。
買い付ける時には必ず何度も心の中でチェックします。
価格はハマらなくても、希少なものであれば買うことが多い。
これは他の古着屋ではあまり無い考えかもしれません。
服屋である前に、古着のマニアなのでコレクションがあくまでも目的。
最初の好きで始めた気持ちは、今でも変わっていません。
あと、自分の中で決めていることが、もうひとつあって、
「売れ線はしつこくやらない」
売れてるからといって、そのアイテムをずっと取り扱うことはあまりしません。
理由は、小さな流行が去る前に辞めないと、そのルーズな出来事が引きずられて、「オーラの無い服」を生み出してしまうからです。
実際文章にしてみると、難しい題材でした…(°_°)
バイイングは個性が出る物だから、必ず、ひとつの店舗で、ひとりのバイヤーが担当した方がいいと考えます。
それか、センスが相当似ていて、買い付けのバランスが取れるバイヤー同士
テイストがブレること多いので、大事な部分です。
そんな今も買い付けに向かっています。
いつも、違う物と出会えるから、毎回ワクワクした気持ちです。
1番大切なのは、古着が好きかどうかといった所でしょうね。
では、また
roop